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内科・皮膚科疾患のお話

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帯状疱疹について

帯状疱疹とは、水疱瘡のウイルスである水痘・帯状疱疹ウイルスが、水疱瘡が治った後に、神経の中に潜伏感染し、免疫力が下がった時に再活性化してできる湿疹です。
顔、体幹、四肢を問わずあらゆるところに水疱を伴う湿疹が出現し、神経に沿って帯状に湿疹が出るために帯状疱疹と言われています。
皮膚表面がピリピリした痛みを伴うことが多く、湿疹自体は1週間前後で痂皮化して落ち着くことが多いです。しかしピリピリした痛みは人によっては数か月、数年と続くことがあり、こちらを抑えるためにも、なるべく早く治療を開始する事、患部を温めることなどが大切だと言われています。特にご高齢の方に帯状疱疹後の痛みが続くことが多いため、注意が必要です。
当院では50歳以上の方を対象に帯状疱疹ウイルスのワクチン接種を行っております。ワクチン接種をすることで、発症を予防したり症状を軽くしたりする効果が期待できます。

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