内科・皮膚科疾患のお話
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硬貨のように円く脱毛する疾患を円形脱毛症といいます。
単発で存在するものが型が多いですが、、1カ所のみではなく多発することもあります。
頭全体や、さらに全身の毛が抜けることもあります。
また、頭髪の生え際が帯状にぬけるときは蛇行型といいます。
成長期の毛包がリンパ球の攻撃を受けて壊されてしまうのが原因です。
なぜ自分のリンパ球が自分の毛包を攻撃してしまうのか、その理由は完全には分かっていませんが、リンパ球の攻撃が抑えられれば元通りの毛が生えてきます。
円形脱毛症というとストレスが原因というイメージがあるかもしれません。確かに精神的ストレスは要因の1つになりうるのですが、多くの人は精神的ストレスと関係なく円形脱毛症は始まっています。
脱毛斑の少ない場合は、ほとんどが自然に治り、治療も不要なことが多いです。
しかし、広く抜けている場合ほど、脱毛が長引き、範囲によっては数年以上続くこともあります。
治療としましては抗アレルギー剤やステロイド剤、外用薬など様々な治療法がありますので一度医師とご相談下さい。
どの治療をするかは、患者さんごとに脱毛の状態や経過を考慮して選択していく必要があります。
気になる方はお気軽に皮膚科を受診下さい。
平日は女性皮膚科専門医が常勤しています。葛西内科皮膚科クリニック