内科・皮膚科疾患のお話
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胆嚢ポリープとは、胆嚢の内側にできる隆起性変化のことです。
胆嚢ポリープの中で一番多いのはコレステロールポリープです。
胆汁に含まれるコレステロールが胆嚢の壁にしみ込んで沈着し、粘膜が隆起したものです。
胆嚢ポリープだけでは症状は特にありません。胆石や胆嚢炎などを合併した場合はみぞおちの痛みや不快感などの症状が出ます。
症状がないので、健康診断や人間ドッグの時に超音波検査などで偶然見つかることが多いです。
胆嚢ポリープは良性と悪性があり、大きさが10mmを超えた場合は癌を疑うと言われています。精密検査として造影CTなどを行うことになります。
検査の結果、コレステロールポリープなどの良性と考えられ、大きさが10mm以内の場合は特に治療の必要はありません。
ですが、後になって大きくなることもあるので、半年~1年毎に検査して経過観察をすることを推奨されています。
当院でも腹部超音波検査をおこなっております。お気軽にお越しください。
葛西内科皮膚科クリニック