内科・皮膚科疾患のお話
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食事の際に最初にサラダなどの野菜を食べると肥満予防に効果がある、というお話を聞いたことがある方も多いと思います。
同じ内容同じ量の食事でも、野菜から食べたほうが肥満予防には良いと言われています。
いったいどうしてでしょうか。
理由は、食物繊維には糖の吸収をゆっくりにさせる効果があるからです。
ごはんなどの糖質を先に食べると、血糖値が急激に上がります。血糖値が急に増えると、インスリンが分泌され、糖を脂肪に変えます。
また、インスリン値が急に上がるということは、膵臓への負担がかかっていることになり、次第に膵臓の機能が弱っていき、糖尿病になることがあります。
サラダなどの野菜を先に食べることで、この血糖値やインスリン値の上がり方がゆっくりになります。
インスリン値の上がり方がゆっくりになるということは、膵臓への負担が減っているということになりますので、この食べ方は糖尿病の方にも勧められています。
だから「野菜から食べたほうがいい」と言われているんですね。
このように、食事療法は食事内容だけでなく、食べ方によっても肥満や糖尿病を防ぐことができます。
もし日々のお食事の栄養面で気になることがある方、食事療法で疑問点がある方、自分に合った食餌療法の内容を具体的に知りたいなどの場合、当院で栄養指導を一度受けられてはいかがでしょうか。
管理栄養士による1対1での栄養指導を実施しております。
気になる方はお気軽にお問い合わせください。
葛西内科皮膚科クリニック