内科・皮膚科疾患のお話
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皮膚科でにきびの治療ができることはご存知の方が多いと思いますが、実際ににきびができたとき受診される方の割合は少ないと言われています。
にきびで皮膚科を受診した場合、にきびをできにくくする薬や、抗生物質の飲み薬と塗り薬などを症状によって組み合わせて治療していくことが多くなります。
病院の薬は一般に宣伝することができない決まりになっています。なのでテレビや雑誌のCMなどで見ることはできませんが、有効性が十分に確認されてから厚生労働省の承認を得て使われています。
テレビなどでにきびに関して宣伝している化粧品や医薬部外品には、にきびを予防したりできにくくする作用があるものもありますが、これらはにきびの「治療薬」ではありません。
にきびは悪化させると治すことのできない痕(あと)が残ることがあります。にきび痕を未然に防ぐためにも、できるだけ早期に治療を開始することが望ましいです。
自己流に化粧品などを使用して症状をこじらせる前に、皮膚科を受診されるのを推奨しています。また、ニキビが良くなったあとは状態を維持する治療の継続を心がけて予防していきましょう。
当院では常勤の女性皮膚科医がいます。にきびに関するお悩みなどございましたらご受診ください。
葛西内科皮膚科クリニック