内科・皮膚科疾患のお話
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日が長くなり、気温もだんだん上がってきました。これからプールなどが楽しみになる季節ですね。
この時期にお子様に多くなる病気の1つとして、「みずいぼ」があります。
みずいぼの原因は伝染性軟属腫ウイルスといいます。人から人に感染する皮膚の感染症です。
7歳以下の子供に多いと言われていますが、これは皮膚が薄くてバリア機能の未熟なのと、まだ免疫もないため感染し易いからです。
水いぼの予防として、乾燥肌やアトピー性皮膚炎のようなバリア機能が弱くなっている状態を改善することが大切です。
保湿剤によるスキンケアと、湿疹がある場合は湿疹の治療もしっかり行っていきましょう。
スイミングスクールなどに通っている場合は、塩素のために乾燥しやすいので、プール後にもしっかり保湿をしましょう。
兄弟やお友達が感染した場合は入浴やタオルを別にしましょう。また、直接肌と肌を接触させないように注意しましょう。
みずいぼは放っておくとどんどん増えることがあります。また、みずいぼがあるとプールに入れないと学校等から言われることがあると思います。
水いぼの治療は水いぼ部分を摘まみますが、痛みを伴うことが多いので、予防をしっかりしていきましょう。
また、放っておくとどんどん増えていくことが多いので、見つけた場合は早めに皮膚科を受診して治療しましょう。
葛西内科皮膚科クリニック