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内科・皮膚科疾患のお話

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アニサキス症について

アニサキスは通常魚介類の内蔵に寄生している寄生虫です。白色~半透明の糸状のものなので刺身などに付着している場合はよく注意して見ないとわからないこともあります。アニサキス症はアニサキスに対してアレルギー反応が起こり、激しい胃痛、腹痛、嘔吐、蕁麻疹などの症状を起こすこともあります。重症な場合、呼吸困難やアナフィラキシーショックなど起こすこともありますので注意が必要です。主にいる魚はサバ、イカ、生鮭、タラ、カツオ、マダイ、スズキ などがあげられますが、アニサキスは加熱するか冷凍で死滅しますので処理をきちんとすれば心配いりません。刺身などで食べるときはよく噛んで食べることを心がけましょう。治療は内視鏡で除去したり、胃薬、痛み止めなどが処方されます。刺身など生ものを摂取した後に急な胃痛、腹痛などの症状が出た場合はすぐに受診するようにしましょう。

❀江戸川区、墨田区駅近くの関連クリニックでの内視鏡検査ができます。葛西内科皮膚科クリニックです。

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