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内科・皮膚科疾患のお話

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溶連菌感染症について

溶連菌感染症は発熱、のどの痛み、嘔吐など風邪のような症状が出ます。
また、体に湿疹がでてかゆみを伴うこともあります。
5~15歳の小児に最も多く、保育所、幼稚園、学校などで集団感染が多くなります。お子様に多いですが、大人も感染することがあります。
原因はインフルエンザなどのウイルスではなく、溶連菌という細菌になります。
流行は春から夏にかけての時期と、冬です。一年に2回流行します。
溶連菌でおそろしいのは、合併症を引き起こす可能性がある点です。心臓弁膜に障害などを起こすリウマチ熱や、急性糸球体腎炎などです。
当院では溶連菌感染症の迅速検査キットがございます。10分ほどで結果が出ますので、溶連菌感染症かどうか検査ご希望の場合は受付もしくは診察時におっしゃってください。
治療は抗生物質の服用となることが多いです。処方された抗生物質はしっかり飲みきりましょう。
また、溶連菌感染症に感染しないように、通常の風邪やインフルエンザと同様、手洗い・うがいを徹底しましょう。

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