MENU

内科・皮膚科疾患のお話

Blog

糖尿病と熱中症

熱中症とは、熱によって起こるさまざまな身体の異常のことをいいます。
からだがうまく体温調節がとれず、体内に熱がたまってしまうことで発症します。
小児や高齢者、糖尿病など持病のある方は、体温調節機能が弱いため熱中症にかかりやすいので注意が必要だといわれています。
糖尿病の方がそうでない方に比べて熱中症になりやすい主な原因として、
・汗がかきづらいため、身体を冷やすことができにくい
・血糖が高いと、尿糖として排泄するために水分が多く失われ、脱水状態になりやすくなる
・猛暑が続くなどで普段通りの運動をしづらくなってしまう
・(インスリンを車の中に置きっぱなしにしてしまうなどで)インスリン製剤が熱で変性し働きが悪くなる
などがあります。
冷たい飲み物は口の中が冷えるので甘さを感じにくくなるといわています。このため市販の冷たい甘い飲み物は糖分をより多めに使用されていることが多いといわれています。
気温が高いとつい甘い飲み物を飲みすぎてしまうこともあるので注意しましょう。
体調に気を付けてこの夏も乗り切っていきましょう。
糖尿病専門医が常勤しております。葛西内科皮膚科クリニック
Page Top