こんにちは！葛西内科皮膚科クリニックの看護師です～！✨💞
だんだん暖かい日が増えてきました。今回は紫外線対策とスキンケアについてお話しいたします😊

 

紫外線は、シミ、しわ、たるみなど、肌の老化を促進する最大の原因です。また、皮膚がんのリスクを高めることも知られています。美しい肌と健康を守るためには、紫外線対策と適切なスキンケアが欠かせません。

紫外線は一年中降り注いでいますが、特に注意が必要な時期と時間帯があります。

 

【1年の中で紫外線が強い時期】

• 3月頃から徐々に強くなり始め、5月から9月頃までが多いです。
• 特に、6月から8月がピークとなります。

【1日の中で紫外線が強い時間帯】

• 午前10時から午後2時頃までが最も強い時間帯です。
• 正午を挟んだ数時間が特に注意が必要です。

その他注意すべき点

• 紫外線は、天気に関係なく曇りの日や雨の日でも降り注いでいます。
• 標高が高い場所や、南に行くほど紫外線が強くなります。
• 紫外線は、雪や水の反射によっても強くなる為、冬の雪山や、海、プールなどでも注意が必要です。

 

🎵現代人の肌を脅かす紫外線

近年、オゾン層の破壊により、地上に到達する紫外線量が増加傾向にあります。

また、美白意識の高まりから、若い世代でも紫外線対策への関心が高まっています。しかし、間違った情報や過剰なケアにより、肌トラブルを引き起こすケースも少なくありません。

 

🎵紫外線による肌への影響：知っておきたい紫外線リスク

紫外線は、波長によってUVA、UVB、UVCの3種類に分けられます。

• UVA：波長が長く、肌の奥深くまで到達し、しわやたるみの原因となります。また、メラニン色素を酸化させ、シミやくすみを引き起こします。
• UVB：波長が短く、主に肌の表面に作用し、日焼けや炎症を引き起こします。また、皮膚がんの原因となることもあります。
• UVC：オゾン層で吸収されるため、地表にはほとんど到達しません。

紫外線は、これらの作用により、肌の老化を進行させ、様々な肌トラブルを引き起こします。

 

🎵紫外線による肌トラブルの検査・診断：肌状態を知ることから

紫外線による肌トラブルの診断は、主に視診と問診によって行われます。

• 視診：シミ、しわ、たるみ、炎症などの肌の状態を観察します。
• 問診：紫外線対策の状況、スキンケアの方法、過去の肌トラブルなどを確認します。

必要に応じて、ダーモスコピー検査や皮膚生検などの検査を行うこともあります。

 

🎵紫外線による肌トラブルの治療法：状態に合わせた適切なケア

紫外線による肌トラブルの治療法は、症状によって異なります。

• シミ：外用薬（美白剤、ビタミンC誘導体など）、ビタミン注射、白玉注射、光治療（フォトフェイシャル®）レーザー治療、など
• しわ・たるみ：外用薬（レチノール、ビタミンC誘導体など）、ヒアルロン酸注射、ボトックス注射、光治療(フォトフェイシャル®)レーザー治療、高周波治療、など
• 炎症：外用薬（ステロイド、抗炎症薬など）、内服薬（抗ヒスタミン薬など）

これらの治療法は、医師の指導のもと、患者様の肌状態に合わせて選択されます。

 

🎵紫外線から肌を守るための生活習慣：日々の対策が美肌を作る

紫外線から肌を守るためには、日々の紫外線対策と適切なスキンケアが重要です。

• 紫外線対策
  • 日焼け止めを適切に塗る（SPF、PAの表示を確認し、シーンに合わせて選択する）
  • 日傘や帽子、サングラスなどを活用する
  • 紫外線の強い時間帯（午前10時～午後2時）の外出は避ける
• スキンケア
  • 洗顔は優しく行う（ゴシゴシこすらない）
  • 保湿を十分に行う（セラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分配合の化粧品を使用する）
  • ビタミンCやビタミンEなど、抗酸化作用のある成分を摂取する
  • 十分な睡眠とバランスの取れた食事を心がける

これらの生活習慣を実践することで、紫外線による肌トラブルを予防し美しい肌を保つことができます。

紫外線は、肌にとって避けることのできない存在です。しかし、適切な対策とケアを行うことで、その影響を最小限に抑えることができます。皮膚科専門医と相談しながら、ご自身の肌に合った紫外線対策とスキンケアを見つけ、健やかな肌を保ちましょう。

 

最後に当院で受けられる、美肌に関する治療をご紹介します！

・フォトフェイシャル

・サリチル酸マグコロールピーリング

・ビタミンC注射

・タチオン注射

・プラセンタ注射

詳しい高価はまた別の機会にお話しします！お楽しみに💖

 

健康や病気について学べるクリニック
東京メトロ東西線葛西駅より徒歩5分　葛西内科皮膚科クリニック

 

【医療法人社団　俊爽会　理事長　小林俊一　監修】