内科・皮膚科疾患のお話
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糖尿病の検査項目といえば、主に【血糖値】と【HbA1c(ヘモグロビンA1C)】がよく上げられます。
血糖値は血液中のブドウ糖の濃度を表しています。
血糖値は食事によって上昇し、運動で消費されて時間と共に下がるため、採血をしたタイミングで値が大きく変動します。
そのため健康診断では一般的に10時間以上絶食をした状態での採血が診断に適しているため使われます。【空腹時血糖】とも記されます。
しかし常時空腹時に採血ができるとも限られないため、食事と採血時間との時間関係を問わないで測定した値を【随時血糖】といい、空腹時血糖の代用とする場合もあります。
一方、HbA1cは過去1~2ヶ月の血糖値の平均を反映していると言われています。
このため、血糖値と違い、食後や食前などの測定するタイミングで大きく変動することがありません。
HbA1cは赤血球内のヘモグロビンにブドウ糖が結合したもので、血糖値が高いほどたくさんのヘモグロビンが結合するため、その日から2か月前くらいまでの血糖の平均レベルがわかります。
このHbA1cを適切な値に保つことが糖尿病治療では重要となります。
当院では少量の採血でHbA1cを迅速に測定する検査機を導入しております。
採血してから約3分以内に結果が出ますので、診察当日に結果をお伝えすることが可能です。(※診察状況によって後日になることもあります。)
糖尿病が気になる方はぜひ一度ご来院ください。
何かご不明点ございましたら当院までお問い合わせください。
東京メトロ東西線・葛西駅西口より徒歩5分、葛西内科皮膚科クリニックです。