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内科・皮膚科疾患のお話

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鉄欠乏性貧血について

貧血の原因には様々なものがあります。鉄欠乏性貧血は、赤血球の材料である鉄が不足しておこる貧血です。
食事からの鉄の摂取が不足や、消化管の病気により鉄の吸収率が落ちることによって鉄不足になり、鉄欠乏性貧血になることがあります。
日本では貧血の7割がこの鉄欠乏性貧血だと言われています。
特に女性は体内の鉄の貯蔵量が男性より少ない上、生理や妊娠、無理なダイエットなどで鉄不足になりやすくなります。
貧血はだるさ、めまい、動悸や息切れが主な症状ですが、他にも頭痛、疲れやすい、集中が困難になるなどさまざまな症状が出ます。
貧血の検査方法は採血となります。症状が出なかったり、自覚していない場合もあり、健康診断などで実は貧血だったと分かることもあります。
治療は、鉄欠乏の原因に対する治療と鉄の補給を行います。鉄欠乏性貧血の場合診察で医師の判断により鉄剤の処方を行うこともあります。
貧血でお悩みの方や、気になる症状がある方はお気軽に内科を受診ください。
また、当院では管理栄養士による栄養指導も行っております。食事の改善での予防にぜひお役立て下さい。

また、慢性的な貧血は胃潰瘍や大腸癌など様々な病気が原因で起こることもあります。
当院の系列クリニックにて胃カメラ、大腸カメラ検査を行っております。医師が胃カメラもしくは大腸カメラが必要と判断した際はそちらにご案内もさせていただいております。
他、貧血は子宮筋腫など様々な病気が原因となることがあります。気になる症状がある方はお早めに受診することをおすすめします。

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