下痢とは?
下痢とは、普段よりも水分を多く含んだ軟らかい便が、回数多く出る状態のことをいいます。
お腹の調子が悪くなったと感じる患者様にとって、とてもつらい症状の一つです。
下痢が続くと、体の水分や電解質(塩分など)が失われやすく、体調不良や脱水のリスクも高まります。
特にご高齢の患者様やお子様は注意が必要です。
また、下痢は単なる症状であり、その背後にはさまざまな原因や病気が隠れていることがあります。
そのため、適切な対処が重要となります。
下痢の特徴
下痢の特徴は、便の水分量が多く、便が軟らかいか、水のようにさらさらしていることです。
便の形状や回数によって、原因や発生部位を推測することができます。
また、腹痛やお腹の張り、吐き気、発熱を伴うこともあります。
症状の重さや期間により「急性下痢」と「慢性下痢」に分けられます。
急性下痢は通常1~2日から1週間程度で自然に改善することが多いですが、
慢性下痢は2週間以上続き、専門的な診察が必要な場合が多いです。
下痢が起こる原因
下痢の原因はさまざまです。主なものとしては以下が挙げられます。
・ウイルスや細菌、寄生虫などによる感染症
・食べ物や飲み物による中毒や食あたり
・精神的なストレスや緊張
・薬の副作用や過剰摂取
・食物アレルギーや不耐症(乳糖不耐症など)
・腸の炎症や機能異常(炎症性腸疾患や過敏性腸症候群など)
これらの原因によって、腸の水分吸収や排泄のバランスが崩れ、下痢が引き起こされます。
下痢の種類
下痢は大きく「急性下痢」と「慢性下痢」に分けられます。
急性下痢は多くの場合、感染症や一過性の食あたりが原因で、数日から1週間以内に改善します。
症状が強い場合は受診をおすすめします。
慢性下痢は2週間以上続き、過敏性腸症候群や炎症性腸疾患、吸収不良症候群などが原因のことが多いです。
慢性下痢は生活の質に大きく影響を与えるため、早めの診断と治療が重要です。
下痢の発生部位ごとの特徴
下痢の症状は、腸のどの部分で異常が起きているかによって異なります。
<小腸の異常>
小腸に問題がある場合は、水のように大量の下痢が出ることが多く、腸内ガスが増えてお腹が張ることがあります。
<大腸の異常>
大腸に異常がある場合は、便の回数が増えるだけでなく、血便や粘液便が見られることもあります。
排便後もすっきりしない感覚を伴うことも特徴です。
下痢を引き起こす主な疾患
下痢は多くの病気に伴って起こります。代表的な疾患には以下があります。
・感染性腸炎(ウイルス性、細菌性)
・過敏性腸症候群(IBS)
・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)
・吸収不良症候群(セリアック病など)
・甲状腺機能亢進症
これらはそれぞれに特徴的な症状や検査結果があり、専門的な治療が必要となります。
下痢による症状を和らげるために自分でできる対処法は?
ご自宅でできる下痢の対処法をご紹介します。
・こまめに水分を補給しましょう。特に経口補水液は体に必要な塩分や糖分をバランスよく補えます。
・脂っこいものや刺激物、アルコールは控えましょう。
・消化に良い食べ物(おかゆ、うどん、バナナなど)を摂るようにしましょう。
・十分な休養を取り、無理をしないことが大切です。
・市販の下痢止め薬は長期間の使用を避け、症状が改善しない場合は使用を控えましょう。
ただし、血便や高熱、強い腹痛がある場合は無理せず葛西内科皮膚科クリニックを早めに受診してください。
受診をした方が良い場合は?
次のような症状がある場合は、速やかに葛西内科皮膚科クリニックを受診してください。
・高熱や強い腹痛がある
・血便や粘液便が出る
・2日以上下痢が続く
・嘔吐や脱水症状(口の渇き、尿量の減少、めまいなど)がある
・体重が急激に減少している
これらは重篤な病気や合併症の可能性があります。必ず医師の診察をお受けください。
どのような診察が行われるの?
医師はまず患者様のお話を丁寧に伺い、下痢の期間や頻度、便の状態、関連する症状(発熱や腹痛の有無など)を確認します。
続いて腹部の触診や聴診を行い、腸の動きや痛みの場所を調べます。
必要に応じて検査を組み合わせて総合的に診断し、適切な治療計画を立てます。
どのような検査が必要で、何を調べる?
医療機関では、下痢の原因を明らかにするためにさまざまな検査が行われます。
・血液検査:炎症の有無や電解質のバランス、貧血の有無を調べます。
・便検査:細菌やウイルス、寄生虫の感染を調べます。
・腹部超音波検査:腸や腹部の異常の有無を確認します。
・内視鏡検査(大腸カメラなど):腸の粘膜の状態を詳しく観察し、炎症や潰瘍、腫瘍の有無を調べます。
葛西内科皮膚科クリニックでは、系列に内視鏡専門クリニックがございますので、スムーズに検査ができます。
最後に…
下痢は多くの方が経験する身近な症状ですが、長引いたり、重症化すると体に大きな負担となります。
ご自宅での対処を心がけつつ、異常を感じたら早めに専門の医療機関で診察を受けることが安心につながります。
葛西内科皮膚科クリニックでは患者様一人ひとりの症状に合わせた丁寧な診察と適切な治療を行っております。
どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
~~監修 医療法人社団 俊爽会 理事長 小林俊一~~

葛西内科皮膚科クリニックでは地元の江戸川区中葛西、東葛西、北葛西、南葛西、はもちろんですが、東京メトロ東西線の近隣駅である、西葛西、南砂町、東陽町、木場、門前仲町、千葉県の浦安、南行徳、行徳、妙典、原木中山、西船橋、都営新宿線船堀駅、JR京葉線葛西臨海公園駅からも、診察や美容皮膚科フォトフェイシャル受診目的でご来院していただいております。また、江戸川区臨海町、清新町、江戸川区江戸川、船堀、一之江、江東区南砂、東砂、北砂などからの患者様もいらっしゃいます。
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