アトピー性皮膚炎は、「かゆみのある湿疹が、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら慢性的に続く病気」です。
特徴的なのは、皮膚が乾燥しやすく、バリア機能が低下していることです。皮膚のバリア機能は、外部からの刺激(アレルゲン、ウイルス、細菌など)の侵入を防ぎ、体内の水分が失われるのを防ぐ大切な役割を担っています。しかし、アトピー性皮膚炎の患者さんでは、このバリア機能がうまく働かないため、様々な刺激に対して過敏に反応し、炎症を起こしやすくなっています。
特に、かゆみが非常に強く、掻いてしまうことでさらに皮膚の状態が悪化するという「かゆみと湿疹の悪循環」に陥りやすいのが特徴です。
じんましんは、皮膚の一部が突然蚊に刺されたように赤く盛り上がり(膨疹:ぼうしん)、強いかゆみを伴うのが特徴です。この膨疹は通常、数十分から数時間で跡を残さずに消えてしまうという点が大きな特徴です。そして、別の場所に次々と新しい膨疹が出現することがよくあります。
ひどい場合は、唇や目の周りが腫れ上がったり(血管性浮腫)、喉の奥が腫れて息苦しくなったりすることもあります。
ニキビは、医学的には「ざ瘡(ざそう)」と呼ばれる皮膚の病気です。
毛穴に皮脂が詰まり、炎症を起こすことで様々な症状が現れます。
顔だけでなく、胸や背中など、皮脂腺の多い場所にできやすいのが特徴です。
帯状疱疹は、水ぼうそう(水痘)と同じウイルスである「水痘・帯状疱疹ウイルス」が原因で起こる病気です。
水ぼうそうは一度かかると治りますが、ウイルスが完全に体からいなくなるわけではありません。実は、ウイルスは治った後も、体の神経節という場所に潜んでいて、免疫力が低下したときに再び活動を始めます。
そして、ウイルスの活動によって神経が炎症を起こし、その神経が支配している領域の皮膚に、ピリピリ、チクチクといった痛みとともに、帯状(ベルト状)に水ぶくれを伴う赤い発疹が現れるのが特徴です。
円形脱毛症は、その名の通り、頭皮に円形または楕円形に境界のはっきりした脱毛斑ができる病気です。一般的には頭部に見られますが、眉毛、まつ毛、ひげ、体毛など、全身の毛に脱毛が及ぶこともあります。
突然、ごく一部の髪の毛が抜け落ちてしまうことから、ご自身で気づくこともあれば、美容院で指摘されて初めて知るケースも少なくありません。
「できもの」とは、皮膚の表面や内部に現れる、通常とは異なるふくらみやしこりのことを指します。医学的には「皮膚腫瘤(しゅりゅう)」や「皮下結節」と呼ばれることもあり、その形状や大きさ、色、硬さはさまざまです。良性のものから治療が必要なものまで幅広く存在します。
水いぼ、伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)は、皮膚に小さな白い膨らみが現れるウイルス性の感染症です。小児や免疫力が低下している成人に多く見られますが、誰でも発症する可能性があります。これは、モラクセラウイルスというウイルスが皮膚に感染することによって起こります。この病気は、しばしば自覚症状が少ないため、初期段階で気づきにくいこともあります。
「爪水虫」という言葉をご存存知でしょうか?正式には「足爪白癬(あしつめはくせん)」といいます。足爪白癬(あしづめはくせん)は、足の爪に真菌(カビ)が感染して発症する疾患です。特に、湿気が多い環境や足元が蒸れやすい時に感染しやすい病気です。爪の変色や厚みが増すことで、見た目にも変化が現れます。
足爪白癬は、放っておくと爪がどんどん厚くなったり、痛みを伴ったりすることがありますので、早期に対処することが大切です。
陥入爪(かんにゅうそう)は、爪が皮膚に食い込んで炎症を引き起こす疾患です。通常、親指の爪に多く見られますが、どの指でも発症する可能性があります。炎症が進むと、痛みや腫れを引き起こすことがあります。
乾癬は、皮膚に慢性的な炎症を伴う疾患です。乾癬の基本から治療、セルフケアまで解説いたします。
かゆみとは、皮膚や粘膜に生じる不快な感覚で、つい掻きたくなってしまう感情を伴う症状です。皮膚の感覚受容体が刺激を受けて神経を通じて脳に信号が送られることで、かゆみとして感じられます。
「かぶれ」とは、皮膚が外的な刺激に反応して炎症を起こす状態を指します。刺激やアレルギー反応により、皮膚が赤くなったり、かゆみが生じたりします。かぶれは通常、外部からの刺激(例えば化学物質や金属)によって引き起こされることが多いですが、場合によっては内的な要因(アレルギーや体調不良)も影響します。
肌の「赤み」とは、皮膚の表面が通常より赤く見える状態を指します。これは血流の増加や炎症反応によって引き起こされることが多く、一時的なものから慢性的なものまで、原因や状況はさまざまです。
最近、「肌がカサカサする」「白い粉がふく」「かゆくてついかいてしまう」…そんなお悩みはありませんか?乾燥による肌トラブルは、季節の変わり目や生活習慣の影響で、どなたにも起こり得るものです。この記事では、乾燥肌の原因や対処法、受診の目安までをわかりやすく解説いたします。
肌のブツブツとは、皮膚に現れる小さな盛り上がりや膨らみで、さまざまな原因によって引き起こされます。これらのブツブツは、見た目や触った感じで不快に思うこともありますが、その原因を理解することで、適切な対処法を見つけることができます。
ブツブツが現れる部位や症状の度合いにより、その原因や治療法が異なるため、早めにその特徴を把握することが大切です。
皮膚にヒリヒリ・ピリピリとした痛みを感じることはありませんか?
見た目には異常がないように見えても、実は皮膚の中でトラブルが起きていることもあります。この記事では、「肌の痛み」にお悩みの患者様に向けて、原因や対処法、受診の目安などをやさしく解説してまいります。