内科・皮膚科疾患のお話
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じめじめとした梅雨の季節は水虫が多くなる季節でもあります。
水虫の原因の白癬菌は、高温多湿の環境を好むためです。
水虫は床やマットなどを介して感染することが多いので、日頃から予防をしていきましょう。
1.足が蒸れないようにしましょう
靴は通気性のいいものを選びましょう。仕事などで靴を履く時間が長い方は、なるべく靴を脱いだり、靴をを2~3足用意して陰干しをするなどして湿気を取り除きましょう。
家では靴下を脱いで素足で過ごすなどして蒸れない状態にしましょう。
2.足は毎日洗いましょう
白癬菌が足に付着したからと言ってすぐ発症するわけではありません。24時間以内に足を洗い、白癬菌を落とすことが大切です。洗い残しがないように足を毎日洗う習慣をつけましょう。
また、ご家族に水虫の方がいらっしゃると、家族内で感染しあってしまいます。スリッパを共用しない、マットを清潔に保つ、床掃除をまめに行うなどして感染を予防しましょう。
もし水虫かな、という症状がありましたら、一度皮膚科を受診ください。皮膚科専門医が水虫の検査をして、状況に合わせて薬を処方させていただきます。(水虫の検査は数分程度で結果が出ます)
水虫と似た症状でも治療法が異なる病気もありますので、自己判断せず、きちんと検査することが大切です。
常勤の女性皮膚科専門医がいます。葛西皮膚科クリニック