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内科・皮膚科疾患のお話

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異所性胃粘膜

胃粘膜が胃以外の臓器、例えば食道や十二指腸に増殖したりするものです。先天的なものと後天的なものに分けられ、後天的なものでは、胃酸による慢性的な刺激などが誘因になる場合があります。がん化する事は極めて稀です。
異所性胃粘膜は内視鏡で偶然発見されることがほとんどで、無症状の場合が多いです。上部食道に出来ると、食べ物のつっかえ感や異物感として自覚する方もいます。
しかし、普段は存在していないところに胃粘膜が増殖しているので、ごく稀にですが、そこに悪性腫瘍が発生したり潰瘍をつくることがあります。
普段は無自覚なため、定期的に内視鏡検査を受けることをおすすめします。

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