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内科・皮膚科疾患のお話

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自然気胸について

自然気胸は肺の表面近くに風船様のものができ、その部分が裂けて空気が肺の外側に漏れてしまうことによりおきます。肺から空気が漏れ出た結果、肺が縮んでしまい、肺の縮んだ部分には空気が入ってこないので、そこでは酸素の体への取り込みをすることができず、放置してしまうと肺の機能が損なわれ生命の危機に陥ってしまう恐れもあります。症状は程度によって様々です。無症状の時もありますが、主に息切れ、胸の痛みや咳が出たりします。重症になると呼吸困難、頻脈、動悸、チアノーゼや血圧低下等の症状が現れます。重症の場合は症状も強く、特に重症の緊張性気胸となると血圧が低下もきたし命にかかわることもありますので早急に受診しましょう。気胸は再発を繰り返しやすいので注意が必要です。やせ型の男性に多い疾患ですがもちろん女性も注意しましょう!

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