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内科・皮膚科疾患のお話

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原発性アルドステロン症について

高血圧の原因には様々な要因が絡み合っています。原発性アルドステロン症も高血圧の原因の1つです。
一般的な高血圧の治療が効かない方の4人に一人の割合で、原発性アルドステロン症が原因と言われています。

腎臓のすぐ上に副腎という小さい器官があります。副腎はアルドステロンというホルモンが出ているのですが、副腎の腫瘍などによってこのアルドステロンが大量に出てしまっている状態が原発性アルドステロン症です。
症状は高血圧(夜から朝にかけて高くなることが多いと言われています)、多飲、多尿や低カリウム血症です。
また代謝異常が起こりやすく、糖尿病や脂質異常症の原因にもなりうると言われています。

原発性アルドステロン症かどうかの検査は、主に採血検査です。血中のアルドステロン濃度などを測定します。
またCTやMRIなどの画像検査も必要に応じて行います。(超音波検査では副腎は観察しずらいことが多いです)
当院でも採血検査を行っております。
高血圧でお悩みの方はお気軽に内科を受診下さい。

東西線西葛西駅から1駅の葛西内科皮膚科クリニックです

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