内科・皮膚科疾患のお話
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こんにちは!
糖尿病はなおらない病気なのでしょうか?
受診された患者さんからよくご質問をいただきます。
夢も希望もない言い方をすれば
残念ながら、糖尿病に完治という状態はないと言えます。
しかしどうでしょう。
糖尿病で治療中の方はすでにご存じの通り、糖尿病だから
と言って「痛い」「つらい」「耐え難い」を感じることは
幸いありません。
のどが渇いたり、トイレの回数が増えたり、といった自覚症状が
あるにはあるのですが、それも慣れてしまえば意識しなくなって
しまう方も多いくらいのものです。
なおりもしないけれども、さしてつらいこともない。
それが日常生活における糖尿病の実情です。
でも注意してくださいね。
糖尿病を放置すると、早ければ5年で、遅くとも診断後10年で
大なり小なり合併症の発症が問題になってきてしまいます。
合併症がどんなものかは、このホームページ内にも簡単な解説が
載せてありますので是非読んでみてください。
これはあなどらないほうが良さそうですよ。
キチンと管理してうまく付き合っていけば
あまり困ったことにはならない、とてもおとなしくて
付き合いやすいのが糖尿病という病気です。
健診で糖尿病の疑いを指摘されても、臭いものにふたをする
ことなく、速やかに当院を訪れてみてくださいね。
早めに対処を始めて上手に糖尿病を管理していきましょう!